国際軍事法廷
原作/小池一夫 作画/江波じょうじ


 1971年作品

 少年画報社 全1巻
 ペップ出版 ペップコミック文庫 全1巻
 双葉社 アクションコミックス 雑誌版 全1巻

 個人的評価
 
★★★☆☆


■ストーリー(少年画報社コミックスカバー見返しより)

叛乱、暴動、革命!・・・・・現代の騒乱を演出しつつ、常人の理解と推測をはるかに超える複雑怪奇な暗闘をくりひろげる世界諜報戦!だが、その中にあって、どの国の組織にとっても二重諜報者・裏切者の存在は癌に等しい。国際軍事法廷の執行官「大佐(カルゴ)」が、国境と組織を超え死を賭してその処断に乗り出すとき、しかし、さらに驚くべき内幕は暴露されていく!


■コメント

上述のストーリー説明では内容がわかりにくいと思いますが、一言で言うとスパイ版「ゴルゴ」です。「国際軍事法廷」という組織の大佐(カルゴ)と呼ばれる男が裏切り者や敵スパイなどを始末していく話です。

本当かどうかわかりませんが、「この国際軍事法廷は、1950〜60年代にトレーチイグラス(第三の眼)と呼ばれて活躍したらしいソビエト連邦GRU非合法工作員イゴル・キニスキイのスパイ教書「豆」を劇画化したもの」だと本書の中で小池一夫が語っています。また、江波じょうじが当時多忙のため体調を崩したことが原因で作品が短命に終わったとも書かれています。



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入手は年々難しくなっています。



 

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